施工事例:川口市で庭木の剪定(ムクゲ・コブシなど)|川口市・草加市の植木屋【樹の屋】
2025.09.13更新
      こんにちは、川口市・草加市・越谷市を中心に剪定や伐採を行っている植木屋「樹の屋」です。
今回は、通路をふさぐほど枝が広がってしまったカクレミノ・ムクゲ・モチノキ・コブシの剪定をご依頼いただきました。
現場は3年ほど手が入っておらず、枝葉が密集して圧迫感も強く、通行や景観にお困りのご様子でした。
安全面への配慮はもちろん、見た目や管理のしやすさも意識しながら、それぞれの木の性質に合わせて丁寧に整えています。
剪定前後の変化や作業の工夫などを紹介していますので、お庭のお手入れをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
お客様からのご相談と今回の作業方針
川口市にあるアパートのオーナー様から、「植木が伸びすぎて通路が狭くなってしまっている」とのご相談をいただきました。
現場は3年ほど手つかずの状態で、枝が広がりすぎて建物まわりの動線をふさいでいる状況でした。
安全面と景観、両方の改善が必要だと感じ、しっかりとした剪定をご提案しました。
現場の状況とご依頼のきっかけ
作業を行ったのは7月中旬。対象となったのは、カクレミノ・ムクゲ・モチノキ・コブシの4種類、計5本の庭木です。
どれも高さが3〜5メートルほどあり、枝が四方に広がって密集し、通行に支障をきたすほどの状態でした。
中には枝の重みで傾きかけている木もあり、放置すれば倒木などのリスクも考えられました。
オーナー様が特に心配されていた点は以下の通りです:
- 通路側へ大きく張り出した枝が通行の妨げになっている
 - 植木の重みやバランスが崩れてきていて、倒れそうなものもある
 - 建物の外観が隠れてしまい、管理されていない印象を与えてしまう
 
このようなご相談を受け、剪定によって景観だけでなく安全性や管理面も改善できるよう計画を立てました。
施工の目的と対応内容
お客様からは「できるだけ小さく、軽く整えてほしい」とのご希望をいただきました。
その声に応えるため、今回は次のような方針で剪定を進めています。
- 5本すべての樹木を、高さも枝ぶりも大きく抑えて剪定
 - 傾きがある木は、バランスを見ながら整えて安定感を確保
 - 通路側へ張り出した枝を重点的に切り、歩きやすさと安全性を確保
 - 竹垣や外壁との位置関係を考え、全体の見栄えを引き締めて調整
 
剪定後の状態を長く保てるよう、今後の成長を見越した剪定を心がけています。
また、強く切り戻した木は成長が早まる傾向があるため、年に1回のお手入れを目安としてご案内しました。
植木剪定のビフォーアフター|アパート外構の変化をご紹介
今回の施工で、長く手入れがされずに茂っていた庭木がどのように変化したのかを、実際の写真とあわせてご紹介します。
施工前:通路を塞ぐほどの枝葉と、管理の難しさ
剪定前は、カクレミノやムクゲなどの木がフェンスの外まで枝を張り出していて、通行時に体が枝葉に触れてしまうほどの状態でした。
枝の密度も非常に高く、通路や建物の外壁が見えにくくなっていたため、圧迫感のある空間になっていました。
また、一部の木は枝が重く垂れて傾きも見られ、このまま放置すれば倒木や接触事故につながるリスクがありました。
見た目以上に、日常的な管理や住人の安全面でも課題が多かったと感じています。
施工後:動線の確保と、建物の景観が引き立つ外構に
剪定では、全体の高さと横幅を大きく抑える方向で整えました。
特に、通路側へ大きく張り出していた枝は重点的に剪定し、人が安全に行き来できる空間を確保しました。
フェンスのラインもはっきり見えるようになり、外構全体がすっきりと整った印象に。
建物の外壁や窓まわりも明るくなり、風通しも改善されました。
もともと植栽で隠れていた部分が見えるようになり、アパート全体の雰囲気も大きく変わったのがわかります。
お客様からは「見た目が良くなって、広く感じる」とのお言葉をいただき、仕上がりにご満足いただけたことを大変うれしく思います。
剪定で差が出る!カクレミノ・ムクゲ・モチノキ・コブシの特性と扱い方
庭木の剪定は、ただ枝を切ればいいというものではありません。
木ごとに枝の伸び方や葉のつき方、切ったときの反応に違いがあります。
今回剪定を行ったカクレミノ・ムクゲ・モチノキ・コブシも、それぞれに個性があり、それを踏まえて扱うことが大切です。
ここでは、私が日頃意識しているポイントを踏まえながら、それぞれの木の特性をご紹介します。
カクレミノ|強剪定に注意したい常緑樹
カクレミノは常緑の庭木で、葉がよく茂るため風通しが悪くなりやすい性質があります。
成長はゆるやかですが、そのぶん強く切りすぎると木に負担がかかりやすい点に注意が必要です。
剪定では、枝が込み合った部分を適度に間引き、風通しと見た目のバランスを整えてあげると、健やかな状態を保ちやすくなります。
ムクゲ|花芽を意識した剪定がポイント
ムクゲは夏に花を咲かせる落葉樹で、剪定のタイミングによって花付きに大きな差が出る木です。
枝先に花芽がつく性質があるので、勢いよく切りすぎると、その年の花がほとんど咲かない…ということにもなりかねません。
休眠期に不要な枝を間引くように整えるのが基本です。
モチノキ|丸く整えやすく管理がしやすい
モチノキは、お手入れのしやすい常緑樹のひとつです。
枝が柔らかいので、丸みを出したり高さを抑えたりと、形を整えるのも難しくありません。
ただ、放っておくと枝が込み合ってしまうため、定期的に間引いて風通しを良くしておくと、元気な状態を保ちやすくなります。
コブシ|自然な樹形を活かす剪定を意識
コブシは春先に大きな花を咲かせる木で、枝の自然な姿が持ち味です。
枝先に花芽をつけるため、強く切り戻すと花が少なくなってしまうことがあります。
そのため、剪定では形を作ろうとせず、伸びすぎた枝をほどよく間引いて自然な樹形を保つのが向いています。
川口市・草加市・越谷市周辺で剪定・伐採・造園なら樹の屋へ
「庭木が伸び放題で困っている」「どこに頼めばいいか迷っている」
そんなお悩みをお持ちの方に、川口市を拠点に活動している植木屋「樹の屋」の取り組みをご紹介します。
相談から施工まで、同じ担当者が対応
当店では、ご相談の受付から現地調査、お見積もり、作業の実施まで、すべて同じ担当者が責任を持って対応しています。
間に人を挟まないため、お客様との意思疎通にズレがなく、安心してお任せいただけます。
剪定や伐採、植栽、防草対策のほか、竹垣の設置や植栽まわりの小規模な施工にも、現場やご予算に応じて柔軟に対応しています。
このようなお悩みはございませんか?
- 伸びすぎた枝が邪魔で、通行や見た目に困っている
 - 手が回らず、雑草や虫の管理が大変
 - そろそろ手入れが必要だけれど、どこに相談していいかわからない
 - 見積もりや相談だけでも気軽に頼みたい
 
こうしたお困りごとに、地域密着の植木屋として一つひとつ丁寧に向き合っています。
「ちょっと見てほしいだけ」「とりあえず話だけ聞きたい」といったご相談も、どうぞ気兼ねなくお寄せください。
作業の確実さはもちろんのこと、近隣への声かけや清掃といった細かな部分も、気持ちよく任せていただけるよう心がけています。
まとめ|庭木剪定で通行の安全と外観の印象を改善
カクレミノやムクゲ、モチノキ、コブシのように枝葉がよく茂る庭木も、適切なタイミングで剪定することで、通行の安全や外構の印象が大きく改善されます。
放置されたままの庭木には、見た目だけでなく倒木などのリスクも潜んでいるため、早めの対応が安心です。
「どのくらい切っていいのか分からない」「倒れそうで不安」といったお悩みも、樹木の特性を熟知した植木屋にお任せいただければ、状況に応じた最適な方法をご提案できます。
川口市・草加市・越谷市をはじめ、近隣エリアで剪定・伐採をご検討の方は、どうぞお気軽に樹の屋へご相談ください。
安全で心地よい空間づくりを、丁寧にお手伝いさせていただきます。