施工事例:草加市で五葉松の剪定|川口市・越谷市の植木屋【樹の屋】
2025.10.01更新
こんにちは、川口市・草加市・越谷市を中心に、植木の剪定や造園を承っている「樹の屋」です。
今回は草加市のお客様より、五葉松(ゴヨウマツ)の剪定をご依頼いただきました。
枝が広がり、お住まいの通路にはみ出している状態で、日常の通行にも支障が出ていたようです。
剪定では、不要な枝を整理しながら風通しと採光を確保し、木の持つ自然な姿を崩さないように心がけました。
写真とあわせて、剪定前後の変化や作業時に気をつけた点をご紹介しています。お庭の手入れを検討されている方の参考になれば幸いです。
お客様からのご相談と今回の作業方針
ご相談をいただいたのは、草加市にある戸建てのお住まいです。
お話を伺うなかで、枝の整理だけでなく、日々の使い勝手やお住まいの印象にも気を配る必要があると感じ、そうした点もふまえて剪定の方針を立てています。
現場の状況とご依頼のきっかけ
作業に伺ったのは7月下旬。玄関脇に植えられた、高さ約2メートルの五葉松が対象でした。2年前に他業者様が手入れされたとのことですが、それ以降は剪定されておらず、全体的に枝が伸びて扱いに困る状態でした。
枝が大きく張り出し、通路をふさぐように伸びていて、玄関を出入りするたびに身体が当たってしまうとのこと。「できるだけコンパクトに整えてほしい」とのご要望をいただきました。
外側は一見きれいに見えましたが、内部には立ち枝(上に勢いよく伸びすぎた枝)や絡み枝、枯れ枝が密集しており、風通しも光の通りも悪くなっていました。放置すれば内部の芽が弱り、樹形そのものが崩れてしまうリスクもありました。
お客様が特に気にされていた点は以下の通りです。
- 玄関の出入り時に枝が体に当たってしまう
- 外から見たときの印象をすっきりさせたい
- 長く形を保てるように、しっかり手を入れてほしい
こうした状態をふまえ、通行のしやすさと景観、そして木の健康を両立できるような剪定が必要だと判断しました。
お客様からのご要望に基づく作業方針
今回は玄関まわりの印象と動線の改善を念頭に、次のような方針で剪定を進めました。
- 通路側へ張り出した枝を抑え、出入りがしやすい状態に整える
- 立ち枝・絡み枝・枯れ枝を丁寧に整理し、内側まで光と風が通るように調整
- 枝の流れや芽の位置を見極めながら、自然な樹形に仕上げる
見た目を整えるだけでなく、今後の管理がしやすくなるよう、将来的な成長も見据えて対応しています。
五葉松剪定のビフォーアフター |玄関まわりの印象と動線がどう変わったか
今回の剪定で、玄関まわりの印象や通行のしやすさがどのように変わったのかを、ビフォーアフターの写真とあわせてご紹介します。
施工前:門扉を覆うように広がった枝葉
剪定前の五葉松は、枝が四方に広がり、門まわりを大きく覆っていました。通路をふさぐように張り出した枝が動線を圧迫し、玄関の出入りにも支障をきたす状態でした。
外からの見た目は整っていても、内部には枝が密集し、光も風もほとんど通らない状態。枝の勢いや絡まりからも、長く手入れされていなかったことがうかがえます。
このまま放置すれば、内部の芽が弱って枝枯れが進み、樹形全体の崩れにもつながる恐れがある——そう感じさせる状況でした。
施工後:玄関まわりにゆとりが生まれ、自然な佇まいに
剪定後は、門扉にかかっていた枝をしっかり切り戻し、通路に十分なスペースを確保。出入りのしやすさが格段に改善されました。
枝の流れを整えながら不要な枝を取り除いたことで、樹形には奥行きが生まれ、五葉松本来の立体感とやわらかさが引き立っています。
光と風が内側まで行き届くようになったことで、見た目の軽やかさだけでなく、今後の健やかな成長にもつながる剪定となりました。
圧迫感がなくなり、玄関先がひとまわり広く感じられるように。お客様からも「明るく爽やかで気持ちがいい」と喜びのお声をいただきました。
五葉松を健やかに育てるための剪定の基本
五葉松を元気に育て続けるには、見た目を整えるだけでなく、枝の状態や環境に合わせた剪定など、定期的なお手入れが欠かせません。
ここでは私が日々の作業で大切にしている視点や、ありがちな失敗を避けるための考え方をまとめました。ご自身でお手入れをする際のヒントになれば幸いです。
内部まで光と風が届くように
外から見える部分だけを整えても、内部に光が届かないと芽が育たず、やがて木の勢いが落ちてしまいます。
私は作業の際、必ず枝の流れを見ながら、上に強く伸びた枝や交差した枝を整理し、内側に風と光が通るよう意識しています。
内部に手を入れることで、見た目だけでなく、根本から健やかな状態を保つ剪定が可能になります。
混み合った枝は早めに整理
枝が混み合うと、枝同士のこすれによる傷や病害虫のリスクが高まります。
立ち枝や絡み枝を適切に取り除くことが、木を長く元気に育てるために欠かせない作業です。
単に枝を減らすのではなく、木の将来を見据えて剪定する枝を選ぶことが、長い目で見た五葉松の健康につながります。
定期的な手入れで木の負担を軽減
長期間放置すると一度に強い剪定が必要になり、木に大きな負担をかけてしまいます。
年に一度でも軽く剪定することで、枝の整理が容易になり形も崩れにくくなるでしょう。
こまめに整えることで大掛かりな剪定を避けられるため、管理の負担を減らせます。また、木へのダメージを軽減できることから、木の健康を維持しやすいです。
さらに、枝葉の張り出しなどによる日常生活での不便を防ぐ効果も期待できます。
適切な剪定や定期的な管理を心がけることで、五葉松を安心して長く楽しむことができます。
気になる点があれば、無理をせず専門の植木屋に相談されると安心です。
川口市・草加市・越谷市周辺で剪定や造園をご検討なら樹の屋へ
「庭木が伸びすぎて見栄えが気になる」「頼みたいけれど、どこにお願いすればいいのか迷っている」
そんなお悩みをお持ちの方へ、地域に根ざした植木屋「樹の屋」の取り組みや、大切にしていることをご紹介します。
樹の屋の特徴
- 打ち合わせから仕上げまで担当が変わらない安心感
- 現場経験に基づく丁寧で確かな施工
- 作業中の配慮や片付け・清掃まで徹底
川口市・草加市・越谷市を中心に、地域密着型の植木屋として活動しています。剪定や伐採に加え、防草対策や外構工事など、お庭に関する幅広いご相談に対応可能です。
玄関まわりの木1本から、お庭全体のリフォームまで。ご希望に応じて、柔軟かつ丁寧に対応いたします。
庭まわりのこんなお困りごと、ありませんか?
- 通路にはみ出した枝を整理したい
- 生い茂った雑草をなんとかしたい
- 外構や造園でお庭の雰囲気を一新したい
ひとつでも当てはまるお悩みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。ご希望や現場の状況に応じて、負担の少ない方法をご提案いたします。
まとめ|五葉松の剪定で快適な環境と安全性を実現
今回の五葉松の剪定では、玄関脇という生活動線に大きく関わる大切な場所での作業でした。
張り出した枝を整理することで、通行をしやすくし、内部まで光と風が通る健やかな状態に整えました。見た目の美しさと木の健康維持の両面に配慮した対応です。
剪定は見た目を整えるだけでなく、暮らしの快適さや安全性にも深く関わります。
手入れのタイミングを逃さず、こまめに整えることが、木にも暮らしにもやさしい選択です。
「最近、枝の広がりが気になってきた」「玄関先が野暮ったく見える」——そんな小さな違和感が、剪定のサインかもしれません。
植木屋「樹の屋」では、川口市・草加市・越谷市を中心に、周辺地域でも庭木の剪定や造園を承っております。お気軽にご相談ください。ご希望に沿った、丁寧でわかりやすいご提案を心がけております。